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シクラメンの香り

フォルテでは、数年来イタリアのMAVIVE社からMONOTHEME(モノテーム)というナチュラル志向のトワレのシリーズを輸入販売しています。 すでに10種類近くの香りがありますが、今年は新たに“シクラミノ(シクラメン)”を販売することになりました。

毎年クリスマスからお正月にかけて、花屋ではたくさんの花と葉をつけて華やかに咲き誇るシクラメンの鉢を、そして園芸ショップでは冬にも負けない原種の小さなシクラメンをたくさん見かけます。

でもシクラメンの花の香りをすぐに思い出せるひとはいないでしょう。私たちが知るシクラメンには殆ど香りがなく天然の香料はありません。香料会社の創ったシクラメンのイメージを再現した香料が“シクラメンの香り”としてこのフレグランスに使われているのです。

MAVIVEのフレグランス“シクラミノ”の構成は

●トップ:アップル、カシス、フリージア ●ミドル:シクラメン、ジャスミン、ローズの花びら ●ラスト:アンバー、セダーウッド、ムスク

日本で“シクラメンのかおり”と聞けば1970年代に小椋桂作詞・作曲で布施明が歌い、大ヒットした曲を思い浮かべる人が多いかと思います。1番から3番まで出だしはシクラメンの色を歌っていて、香りの言葉は見つからない。

 

真綿色したシクラメンほど清しいものはない・・・うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない・・・うす紫のシクラメンほど淋しいものはない

シクラメンのかおりむなしくゆれて・・・季節が知らん顔して過ぎて行きました。

作者はシクラメンの色を通じて出会いから別れる二人を語り、最後にひとこと“シクラメンのかおり・・・”とあるのも香りそのものではなく、別れの情景の表現として使われている言葉。

歌と同じ様に、フレグランス(香水)もイメージの表現です。シクラメンの香水を嗅いであなたは何を思い浮かべるでしょうか?

何年か前、パリの出張のついでにロワール川の古城めぐりのバスツアーにでかけたことがあります。どのお城だったか思い出せませんが、その広い苔むした庭のあちこちに背丈15センチ位の小さなシクラメンが咲いていました。 自然に咲くシクラメンはこんなに素朴で花屋で見るシクラメンは隋分と品種改良をしたものだと初めて理解ができたのです。MONOTHEMEのシクラメンの香りはロワール川のほとりに長い歴史を刻んだ美しいフランスの古城を思い出させるのです。

2013年2月

吉岡康子 

 

 

 

 

     

 

                              

 
 

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