コラム

香りで涼を感じる

コロナ禍の中、2度目の夏がやって来ました。

お家時間が長く続き、旅行も行けない。
そんな今年の夏ですが、日本には昔から涼を感じるための工夫がたくさんある事を、改めて考えてみました。

例えば、風鈴。
涼しげな音で、耳から涼を感じる事が出来る。
あのチリンチリンという音は、なんとも涼やかな気持ちになります。

最近はあまりしないけれど、打ち水。
水や濡れた地面を目にする事で涼しさを感じる事ができます。

ちょっと違うけど、線香花火の匂いは子供の頃の夏休みを思い出します。
それ以外にも、扇子、金魚鉢、かき氷、スイカ、浴衣、朝顔。。。
などなど、四季がある日本ならではの風情で夏を感じることが出来ますよね。

子供の頃は大好きだった夏が、大人になると蒸し暑さに不快な思いの方が強くなったのは私だけでしょうか。
そんな蒸し暑い日本の夏ですが、海外旅行に行けなくても、
目を瞑って香りを纏うだけで海外の海でリゾート気分になれる、
フレッシュで涼やかな私のおすすめの香水をご紹介したいと思います。

ザ ディファレント カンパニーの「リモン コルドーザ」です。

伝統的なオーデコロンをモダンにアレンジしたコロンのように軽やかな香り立ちでありながら、
オードトワレと同じ賦香率がある、レスプリコロンのシリーズから出ている香水です。

爽やかで目の覚めるようなシトラスは、スパイスの効いたミントの葉がうまくマッチしていて、
ラストノートはパチョリが気品を漂わせ、オレンジの白い花が咲く夢の王国の世界に誘われる。
想像上のホワイトネロリの大国への旅。

この香りを纏うことで、日本に居ながら、例えばスペインを旅した気分になれるなんて、
ちょっとした楽しみだと思いませんか?
もちろん普段使いにもおすすめで、テレワークで疲れた時など、
シュッとひと吹きすると一瞬にして気分転換できます。
日本の夏におすすめの、まさに涼を感じる香りです。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

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